最新治療が受けられる治験モニター「clinicaltrial」

世の中にはたくさんの治験モニターがありますが、糖尿病においても多数おこなわれています。
「clinicaltrial」もその一つで、糖尿病における最新治療を受けることができる場となっています。

この治験とは、新しく開発された薬の効果や安全性を確認するためにおこなわれるもの。
世の中に出ている薬というのは、基礎研究から動物実験を経たのち、健康な人や患者さんを対象とした臨床試験…つまりは治験をおこなうことで、広く販売されるようになるのです。

「clinicaltrial」で治験モニターとなると、通常かかる医療費を大幅にカットすることができます。
治験で使われた薬はメーカーから提供されたものとなりますので、患者さんによる負担はなし。

また、治験期間中に実施した検査費用もメーカーがすべて負担します。
患者さんが負担するのは、診察料や他の症状によるお薬の費用だけ。
とはいえ、治験モニターに参加する人には交通費や諸費用に対しても負担軽減費が支払われますので、それを考えると実質ゼロ。

大体、1通院につき1万円程度となっていますから、この費用によって実際にかかる費用はゼロとなり、お釣りがくることもあるのです。

もちろん、その診察は経験豊富な専門医が受け持ちます。
通常の診察よりも詳細な説明や、細かいフォローなどを受けることができます。

治験モニター募集概要

「clinicaltrial」の治験モニターに募集できるのは、糖尿病の治療を受けている方だけでなく、糖尿病の疑いがある人も受けることができます。
さらに、生活習慣病が気になるという糖尿病予備軍もOK。
20歳以上の方で保険証を持っていれば応募することができます。

アンケートや健康診断の結果によって参加者の可否が決定されますが、治験に参加するには本人の確認が必要となります。
また、糖尿病以外の疾患などで治療中の人でも、条件によっては参加することが可能となっていますので、幅広いモニター募集といえます。

そのモニター期間は3ヶ月から1年ほど。
試験内容によって異なりますが、月に1～2回程度の通院となります。
実施場所は北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、福岡などの各指定医療機関となっています。

最新の薬の治療効果を検証する臨床試験。
治験といっても、その治療は通常の通院治療とおなじようにおこない、特に変わったこともしませんので不安になることもほとんどありません。
ただ、参加する際には、必ず詳しい説明や同意書の内容をしっかりと確認するようにしましょう。